「水道料金が高くなっている」「カビのニオイが取れない」このようなお悩みをお持ちではありませんか?実はそれ、水漏れの兆候かもしれません。水漏れは放置すると修理費用が高額になるだけでなく、建物の劣化も進みます。早めに気づいて対処するために、水漏れを疑うべき4つのサインを紹介します。

1.水道料金の増加

水道料金が急に高くなったら、まず水漏れを疑いましょう。水道の使用量に大きな変化がないにもかかわらず、料金が急増している場合は、どこかで水が漏れている可能性が高いといえます。

水漏れは気づきにくいため、明細書を定期的に確認する習慣をつけましょう。最近では明細に「漏水の可能性あり」といった注意喚起が記載されることもあります。見逃さないよう、毎月の水道料金は要チェックです。

2.濡れや湿りの発生

家の中や外で不自然な濡れがあれば、水漏れの可能性があります。天井や壁にできたシミ、変色、または庭や外構の一部だけが異常に湿っている場合は、付近の配管や設備から水が漏れているサインです。目に見える水たまりがなくても、じわじわと漏れているケースもあるため、早めの点検をおすすめします。

3.配管からの異音

配管から異音がする場合も、水漏れが起きているかもしれません。「ぴちゃぴちゃ」「シューシュー」「ゴボゴボ」などの音が聞こえる場合、それは水や空気が漏れている音の可能性があります。

音がする場所とは別の箇所で水漏れしているケースもあるため、油断は禁物です。異音に気づいたら早めに専門業者に相談し、点検してもらいましょう。

4.カビや異臭の発生

カビや異臭が気になったら、水漏れによる湿気が原因の可能性があります。水漏れが続くと湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。

放置すれば木材の腐食や建物内部の劣化にもつながり、かえって修繕費用が高くなることも。また、カビ取りのために強い洗剤を使うと、木材を傷めてしまうこともあるため注意しましょう。異臭やカビを感じたら、自己判断せず専門業者に相談することが大切です。